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簿記は独学でも合格できる?3級と2級の違い

更新日:2020/04/24

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簿記は独学でも合格できるのでしょうか?3級と2級の違いについても解説します。

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簿記3級は独学でも合格できる?

独学でも合格は目指せるものの、それなりの受験技術があることが大前提!

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冒頭の問いに対して端的に回答します。残念ながら結論から申し上げると、「独学で合格しない試験は無い」ということになってしまいます。司法試験、公認会計士試験、独学での合格者がいない試験は歴史上存在しないのではないでしょうか。

すると何が問題になるかというと、「独学で合格率が下がるのか」ということでしょう。各種資格試験・検定試験に独学で合格された方を拝見していると、学校での学習経験者および幼少期からの受験経験等に自信のある方を多くお見受けします。そもそも優秀な方が多いので比較的短期合格ですし、鮮やかに見えます。しかし、それが多くの受験生にとって参考にならないことは薄々お気づきのことではないでしょうか。

結論を申しますと、独学には、市販の参考書・問題集・過去問を合計数100ページ〜1000ページ程度を自身のお力のみで消化するという受験技術が大前提です。前回の記事でも少し述べましたように全くの初学者の方が資産・負債・資本・収益・費用という概念の導入から合格安全圏にいたるまでに投下する時間を考えると、私としては見ていて少し不安になります。


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簿記2級は独学でも合格できる?

苦しむ人が多い「工業簿記」への抵抗感を払しょくすることが肝心!

簿記2級は、簿記3級を越えてこられた方がお悩みになる論点がございます。それは、工業簿記です。それまでとは思考方法が違う内容が課されるのは簿記検定2級の特徴です。
簿記3級までの学習内容は商業簿記、簿記2級は商業簿記と工業簿記になります。「3級を持っているけど2級は落ちた」あるいは「3級から2級にステップアップしようとしたところで諦めた」という方はいらっしゃらないでしょうか。多くの場合、工業簿記という配点の約40%を占める論点への対策が不十分だったと考えられます。
ではなぜ工業簿記で苦しむ方が多いのでしょうか。

結論としては、「独学で教科書を読んでも、どんな会計処理をしているのかわからない」ということにつきます。商品売買を中心とする簿記3級であれば日常的な生活からもイメージしやすいものが多くあり、そこから処理の目的や会計処理の違いなども頭の中で引っ張り出せることもあります。例えば、「売上や仕入」「利息の受け取りや家賃の支払い」と言われ、まったくイメージがわかないという方はいらっしゃいますか?このサイトをご覧になっている社会人の方からは「そんなバカなことを聞かないでください」と言われるでしょう。 しかし、簿記2級で登場する工業簿記は「工場でのモノづくりに関する会計処理」です。製造業関係者以外の方からは「教科書を読んでも具体的な事例が全く頭に浮かばない」という声をお聞きすることがございます。せっかく計算技術、簿記の学習リズムを簿記3級で身につけられた方が、イメージがわかないという理由だけで、学習の手を止めてしまうのは非常にもったいないことです。

工場経理になじみがなく、「仕掛品」「標準原価計算」「仕損」などと言われてもすぐには言葉の定義やイメージがわかないようであれば、なんらかのサポートを受けられる環境づくりをされた方がよいかもしれません。
ここまでお読みいただいて「工業簿記って難しそう…」。と思われた方もご安心ください。大半の受験生は工業簿記というものに、簿記2級の学習の開始とともに生まれて初めて触れます。したがってスタートラインは横一線です。忙しい会社員や主婦の方でもハンデキャップはゼロに近いので、抵抗感を払しょくしながら学習を進められる環境を整えましょう。

以下のページで、「工業簿記とはどのようなものか」、「簿記2級の工業簿記が難しいと感じる理由」について詳しく説明しています!


>> 『工業簿記って何?わかりやすく解説します』

>> 『簿記2級の工業簿記が難しいと感じるのはなぜか?』


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簿記2級と簿記3級の学習方法・教材について

過去問に着手することを目標に、テキストや講義で技術を身に着ける!

これまでもお伝えしているように、勉強時間には個人差がありますが、ひとつの目安としては簿記3級100時間、簿記2級200時間です。また、簿記3級をきちんと学習して簿記2級を学習される方などは多少、時間短縮をできる可能性があります。
そもそも、「受験簿記において学習時間の短縮とはなんぞや?」という問いに一言で答えますと「本試験で70点以上取れるような受験勉強を終えるのに必要な時間」です。そのために一番大事なのは過去問を解くために必要な技術を習得すること、および予想問や模試で未知の問題に出会っても対応する能力を身に着けることであると言えます。それらの能力を確保するためにテキストや講義や入門問題集があるわけです。
ですから具体的な戦略としては、まずはどのようにすれば最短で過去問に着手することができるかということを目標にされると効率的です。そこから逆算して、使用するテキストや、講義をどのように活用するか、等を検討されるとよいでしょう。


以下のページで、「簿記3級にオススメのテキスト・参考書」や「簿記3級の過去問の活用方法」、「簿記2級の過去問の活用方法」などについて詳しく説明しています!

>> 『簿記3級にオススメのテキスト・参考書は?』

>> 『簿記3級 過去問の活用方法』

>> 『簿記2級の過去問の活用方法』


以下のページでは、簿記2級や簿記3級の通学・通信講座を紹介していますので、参考にしていただければと思います!

>> 『簿記の通学スクールを比較!現役講師が解説します。』

>> 『簿記の通信講座を比較!現役講師が解説します。』


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簿記2級、簿記3級の独学に関するまとめ

「問題の解法をマスターすること」が合格へのカギに!

独学を検討される方は「この本を読めば大丈夫かな?」「この本はどうかな?」と検討されるかと思います。確かに論点を網羅しているものが最近の出版物にはあり、基礎事項の説明には感心させられることもあります。特に入門書は比較的わかりやすく書いているものも多く、読書習慣のある方にとっては学習の導入にはマンガや平易な書籍がよい場合もあります。

ただ、注意して頂きたいのは受験生としての目標は簿記の仕組みを理解する事ではなく、「受験当日に合格点をとること」です。そのために圧倒的に重要なのは問題の解法をマスターする事です。いくらやさしく丁寧に手形の仕組みについて説明があっても試験当日は手形について理論的な説明は求められません。極論、例えば受取手形について見たこともなく、理屈は何も知らなくても受験上は「受取手形/売上」という仕訳が切れればいいだけのことの方が多いわけです。

結論を申し上げますと独学で間違えがち、陥りがちなのは「方向性や戦略がぶれる」ということなので、そこにはお気をつけ頂きたいと思います。


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