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簿記2級の過去問題集の活用方法をご提案!

更新日:2022/07/21

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過去問を使わずに試験に向かう方は少ないでしょう。
出題傾向とそれを踏まえた過去問の活用方法を、講師の目線からご提案します。
簿記3級の記事では踏み込まなかった具体的な活用テクニックまで踏み込んでいます。

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過去問から見る日商簿記2級の出題傾向分析

3級の過去問解説の際にも書きましたが、過去問には一定の出題傾向がございます。
この出題傾向をきちんと押さえた学習をすることが短期合格への鍵となりますので、是非、頭の中に入れておいてください。

【第1問】仕訳

第1問:仕訳(1問4点×5か所=20点)
仕訳問題が出題されます。
簿記3級を受験された方でしたら、フォーマットの部分で戸惑うことはないでしょう。
ある程度、確実に得点したい部分ですので、過去問を使う際には「なんとなく」ではなくパーフェクトな理解が望まれます。

【第2問】個別論点

第2問:個別論点(2点×10か所=20点)
直近の出題を見ると、有形固定資産、株主資本等変動計算書の作成、銀行勘定調整などが多く出題されています。
比較的新しい論点のリースや外貨建て取引も本問で問われる可能性があります。
また、新論点である連結会計の出題も予想されます。
しかし、新しい論点がいきなり難問として出題されるということは考えづらいです。
したがって、すでに出題されたものを丁寧に確認することに、まずは集中されることをオススメします。

【第3問】財務諸表や精算表等決算に関する問題。あるいは本支店会計。

第3問:財務諸表や精算表等決算に関する問題。あるいは本支店会計。(2点×10か所=20点)
新論点である連結会計について、本問では連結精算表が出題される可能性もあります。

【第4問】【第5問】工業簿記

第4問、第5問:工業簿記(各問2点×10か所=20点)
出題は安定しています。
丁寧に過去問をチェックすることが本試験での得点につながることが期待されるので、過去問の中でも特に大事にしたい箇所です

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2級受験者に役立つテクニック〜ライバルと差のつくコツ5選〜


簿記3級の記事では書かなかった内容まで踏み込みます。
ちなみに3級の記事は下記のリンクを参照。

>>簿記3級 過去問の活用方法

【コツ1】工業簿記を完璧にする

出題傾向の安定度から言って工業簿記から攻めましょう。
他の受験生も間違いなく工業簿記の重要性を知って、対策の上受験してきます。
問4と問5から学習を初めて問題はありません。
試験範囲の変更が続くこの時期は特に、工業簿記の出題の安定感を信頼したいものです。

【コツ2】一回目は我慢して読む

とにかく問題を解いて正解したいお気持ちはわかります。
しかし、過去問の一週目は読むことだけ
お持ちの過去問集の解説を理解することに努めましょう。
解答手順を読んで、書いてあることがわかれば、まずはオッケーです。
電卓も確認する程度に叩く程度でかまいません。

【コツ3】解いた日付を記入する

最近はアプリなどで進捗管理をしてくれるものもあるようですが、本稿ではベーシックに紙のものを使っている方を想定しています。
前回いつやったのかわからなくなる方も多いようです。
忘れていることに自己嫌悪を感じる。
それは試験勉強をしていると当たり前のように起こりえます。

1か月やらずにいて忘れているなら、人間の記憶力として仕方ありません。
ただし、3日前にやったのに忘れているとあなたが感じるようなら……。
ひょっとしたらその時の取り組み方で欠けているところがあったのかもしれません。
眠かったのか、あるいは解いたつもりになっていただけなのか。原因分析にも役立ちます。
本来は毎日連続して解くほうが記憶の面では効率がよいですよ。

【コツ4】読み落としたポイントにマーカーライン

何度も解かないと頭に入らないという場合、一回一回の解く際の論点のキャッチが甘いことが非常に多いです。
回答につながるポイントや出題者の指示事項のような重要情報を読み落としていては、いつまでも正解は出ません。
例えば、解決策のひとつとして回答に必要な箇所にマークしてはいかがでしょう。
「製造間接費は○○で予定配布している」「○○の減価償却方法には○○法を採用している」というように、解くために必要だった情報が記載されている部分には迷わずマーカー線を問題集に書き込みましょう。

ただし、必要最小限で。
基本的に、問題文に書かれていることはすべて解答に必要なものです。
あなたが読み落とした個所だけ簡潔にマークしないと蛍光ペンだらけとなって、かえって逆効果です。
直前期は蛍光ペンが引かれた箇所を見て、すぐに計算方法が頭に浮かぶかどうかだけをチェックすれば、あなたが見落としやすいポイントチェックの確認も効率的にできるのではないでしょうか。

【コツ5】付箋やメモ書きで書き込みをする

付箋にあなたがわからなかったこと、気づいたことをメモ書きし、明らかにわかったら外して捨てる。
あるいは、メモとして気付いたことを記入する。
できれば赤や、目立つ色がよいでしょう。
コツ4と同様、書き込みをみて、気付きやミスした事項を思い返すだけで随分効率の良いチェックができます。
あくまで、過去問の中で自分がミスする箇所だけをチェックすればよいのだから、他の受験生に合わせる必要はありません。
過去の自分の気づきに驚くこともありますよ。

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受験後、簿記1級や他の会計関連試験に向かう方にむけて……。
過去問や問題集を見て「とりあえずつぶす」という気持ちでいませんか?
もったいないですよ。
是非、出題者の目線になってください。
「出題者が何を確認したいのかわかる」「○通りある出題パターンのうちの○番目」と出題者目線になれてこそ上級受験生であり、戦略的に勉強しているといえるでしょう。

何も、講師としての理想論を言っているのではありません。
私自身の経験および周囲の学習者を見ていて、順調にステップアップしていく方は、ある程度学習を継続した時点で、試験勉強に対して自身の戦略方法論を持ち始めます。

簿記2級まで消化できたのであれば可能性はあります。
あなたなりの過去問分析をしてみてください。

まとめ


試験の傾向から活用のポイントやコツ、上級試験へ向けての方法まで広く網羅しました。
というのは、日商簿記2級というのはそれだけ幅広い方が受験するからです。
本稿を参考にしながら、是非お手元の過去問を最大限活用してください。

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