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簿記3級の学習スケジュール(7週目〜9週目まで)

更新日:2017/03/22

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初心者のための簿記3級学習に大切な、それぞれの時期に押さえておきないポイントについてお伝えしてきました。今回は、その3回目。この学習期間で重要なのは、「決算整理事項」と「補助簿、伝票」です。さっそく見ていきましょう。
★これまでの記事
[1]スタート〜3週目の学習
[2]4〜6週目の学習

【簿記3級に挑戦するAさん】
年齢:30代
職業:会社員あるいは主婦(確保できる勉強時間1日1時間程度)
簿記学習経験:ゼロあるいは事務処理で少しかかわった程度

決算整理事項について

【試算表→決算整理事項】

簿記3級における、最重要論点です。決算整理事項を乗り切れるかどうかで確実に合否が決まります。
問3および問5で計60点分程度出題されることを考えしっかりと学習しましょう。
スクールや通信教育の教材では、いきなり過去問に飛ぶのではなく、必要な記入方法や試算表の見方を学習できるので、基本的には取り扱う内容のレベルはあなたが購入された教材にお任せで大丈夫です。また、決算整理事項も出題の頻度の高いものをきちんと仕訳できるようになるところから時間を使ってくれるはずです。
ただし、完璧に理解しましょうね。本サイトのスケジュール管理ページ内でも、後日、過去問に取り組む期間が設けられていますが、この時期に個別での理解をすればするほど、直前期に学習が進みますし、飛躍的な得点の上昇を期待できます。
また、決算整理事項の出題パターンは決まっています。よく出てくるものだけを中心に、あわてず、手を広げない、しかし確実に、これで大丈夫です。
下記のチェックポイントをクリアしているか、確認してください。
本サイトでご提案するペース配分で学習しておられる方は、この時期に投入する学習時間の7割程度はこちらの試算表から決算整理への流れで大丈夫です。
例えば、一日1時間程度勉強される方は、40分程度は試算表・精算表の学習にきっちり使い、後程、ご説明差し上げる論点は20分程度集中して確認しておく程度でよいでしょう。

チェックポイント

・残高試算表、合計残高試算表、合計試算表、をチェックする癖はついていますか?
→計算は合っているのに、試算表の指示を間違えてしまう方がいらっしゃいます。合計を出さなければいけないのに、残高をだしてしまった、あるいはその逆など悲劇の起きやすい箇所です。お気をつけください。
・貸倒引当金の計算方法は大丈夫ですか?
・減価償却の計算方法はもとより、直接法を使用しているのか間接法を使用しているのか、精算表内の勘定科目から判断できるようになっていますか?
→精算表の勘定科目に減価償却累計額があるかないかを確認すればよいですよ。
消耗品の期中処理の方法は精算表内に記載のある勘定科目から判断できますか?
→精算表の期中に出てきた勘定科目が消耗品なのか消耗品費なのかで決算整理の内容が変わりますね。
・費用収益の見越し繰延べ、つまずく方が非常に多い論点です。未収未払い、前払い前受け、間違えずに使えますか?
・また、費用収益が当期から契約開始したものか、前期以前から継続して契約しているものかで月数が変わりますが、大丈夫ですか?
→役務の提供を継続して受けていると、機種に再振替仕訳をおこなっています。試算表にある支払い費用の中には何か月分がはいっていることになるでしょう?
・言うまでもありませんが、売上原価の算定はOKですね。
→まずは仕入/繰越商品、繰越商品/仕入れだけでいいですよ。

補助簿、伝票について

【補助簿、伝票】

毎回、なにがしかの形で必ず出題されます。問2あるいは問4で計10点ずつです。
点数が少ないように思われる方いらっしゃるでしょう。
しかし、軽視は禁物です。簿記検定はトータルで難度が一定になるように作られているので、他の問いの難度を高く設定し、満点が期待できない際にはこの補助簿や伝票の問題は満点が期待されるように作られるものです。深入りは禁物ですが、直前期に安定して合格点を確保するできる方は、総じて得点源とされています。
記入手順だけの問題が多いのが特徴です。
ただ、ポイントとなる個所がありますのでいくつかチェックしましょう。

チェックポイント

・小口現金出納帳において、週末補給と週明け補給で記載される内容の違いは大丈夫ですか?
・商品有高帳において、先入れ先出し法と移動平均法で、売上原価が変わるのは大丈夫ですか?
→財務諸表上、非常に重要な考え方ですのでここは大事。
・取引を見て、使うべき補助簿の選択はできますか?
一部現金取引があった場合の伝票の処理方法は2通りありますが、確認できていますか?(質問の多い内容です。伝票の論点でまず、差がつくのはここでしょう)
いかがでしたでしょうか。そろそろ、簿記検定本番での得点力を意識した内容に入ってきています。

次のクールで過去問を中心として直前期の過ごし方に入っていけるよう、ここまでの内容はきちんと完璧にしておきましょう。チェックポイントをご覧になって、「あれ・・・?」と思われる個所があった方は、使用しておられるスクールのテキストや、通信講座の該当箇所を必ず読み返すようにしてください。お疲れ様でした。

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