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2017年度からスタートした簿記初級を大解剖!

更新日:2017/07/20

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2017年度より、日本商工会議所の簿記検定に簿記初級が加わり、簿記4級が廃止されました。
簿記初級って何?今から簿記を勉強するつもりだけど、簿記初級から入った方がいいの?
このページではそんな疑問にお答えします。

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簿記初級スタートの背景と立ち位置


恥ずかしながら、この私、講師業をスタートするまで簿記4級なるものの存在は知りませんでした。
まわりで話題にもならなかったので……。
それを数字が裏付けるかのように各回の受験者数も500人から700人程度しかいませんでした。

確かに簿記初級の知識だけでは、実務に活用するには物足りないです。

しかし、もし、簿記初級が今まで受験生も少なかった簿記4級のマイナーチェンジで、かつ実務にも使い勝手が悪いとしたら、商工会議所からの学習者への愛は間違いなく空振りに終わると思いませんか?

そうならないために随所に工夫が凝らされています。
まずは出題内容を分析してみます。

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簿記初級の学習内容とポイント


気になる出題内容と学習範囲は?
簿記初級の出題の大半が、仕訳や基礎的な用語で占められています。
簿記3級の学習量の10分の1だけ抽出して、さらにシンプルにとっつきやすくしたものというイメージでOKです。

簿記3級の範囲で言うと「簿記の仕組み」「仕訳の一部」だけですので、例えば講義時間で言ったら10時間程度のものです。

個人差はありますが、社会人の方でしたら週末を2回勉強に使う、あるいは1か月程度通勤電車の中で参考書を読むといった学習で合格可能な水準だと考えています。

初めて簿記に触れる学習者のことを思えばこそ、この学習内容の設定です。

また、簿記の学習初心者にとって最初の壁となるのが、簿記の基礎的な仕組み(資産・負債・資本・収益・費用、借方と貸方)の理解。

この時点でイヤになってしまう受験生も毎回一定数いらっしゃいます。
その点、簿記初級は簿記の仕組みだけに特化して学習するので「どんどん新しいことが出てきて容量オーバー」という簿記3級学習スタート時にありがちな失敗を回避できます。

さらに、簿記初級で得た知識はそのまま簿記3級以上の学習に活用できます

「簿記初級で簿記の仕組みをきちんと学べば簿記3級の学習は楽になるよ」
「簿記をキライにならないでね」

簿記初心者にとって非常に優しい作りになっております。

仕訳問題から感じる簿記初心者への配慮
イメージ 仕訳問題でも読み取る日本語のボリュームは少ないですし、判断に迷うような内容も極力排除されています。
合格者の能力を担保するというよりも「とにかく簿記を始めてもらう」「簿記を好きになってもらう」という意図が見えます。

とはいえ、商工会議所も試験の主催者として、合格者の能力をある程度担保する必要があります。
そういう意味で、簿記3級以上の各級については、範囲変更を加えることで実務への対応能力を担保するという方向に舵を切ったように見えます。
一方、簿記4級はこのたび名前も簿記初級と改め、いろんな人に勉強してもらうという役割を担うことになったのであろうと推測します。

選択式の導入で広がる受検対象者の輪
さらに個人的に好感が持てるのは、仕訳問題での勘定科目が選択式であるということです。
勘定科目を手書きで書かなければいけないという場面が昨今あまりないことを考慮すると、最適なものを選べばよいだけ、というのも受験者の負担を減らすのみならず、理にもかなっています。
難しい漢字の記載を求められないので、低年齢の方はもちろん、非漢字圏からの留学生にも十分に対応可能なレベルです。

したがって、上述したような簿記の学習に不安があるという方だけでなく、簿記3級で不合格になった方にもオススメします。

もしあなたが簿記3級を受験後「簿記があまり好きではなくなった」「学習を始めたときのような気持ちになれない」としたら簿記初級を丁寧に学習し、合格証書を手に入れることで再度簿記に触れるきっかけになるかもしれません。

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簿記初級の試験概要

受験資格 どなたでも受験可能
合格点 70点
試験時間 40分
受験料 2,160円(税込み)

簿記初級の受験から合格まで

申込み ネットでの申込みです。便利ですね。
試験会場 商工会議所が設定するネット会場の中からお好きな会場をえらんでください。
会場によって、受験日時が指定されるところ、あるいはあなたが選べるところにわかれます。
試験時間 40分
合格発表 さらに嬉しいことに、その場で結果がわかります。
学習の達成感がばっちり得られます。

まとめ


いかがでしょうか。
学習量、受験システムなど、受験生へ寄り添う姿勢が高い簿記初級です。
「興味はあるけどハードルが高くて手が出せなかった」という方にうってつけです。
「簿記学習は日商の簿記初級からスタートした」というかたも今後きっと増えてくるでしょう。

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