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AI(人工知能)に負ける簿記ホルダーと勝てる簿記ホルダーの違いとは?

更新日:2023/03/07

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昨今「AI 失業」「AI 仕事 無くなる」で検索するとたくさんの記事が出てくる状況です。 会計士でさえなくなっていく職業リストに上がることがあります。

会計士が失業!? 簿記に将来性ないじゃん。やめとこう。

ちょっとお待ちください!! 本当にすべての簿記知識が無駄になると思いますか?
決してそんなことはありません! AIにもできることとできないことがあります。
今回は、これからのAI台頭時代でも生き抜ける簿記資格ホルダーについてご説明します。

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まずは確認。AIの定義とは?


会計士や事務担当者がAIに負ける可能性があると言われていますが、それは今までの古典的な業務が代替される可能性が高いだけで、職種そのものがなくなるというわけではないと私は考えています。

イメージ まず、AIという用語を定義しましょう。
細かいことはコンピューターサイエンス専門の先生方にお任せするとして、このページでは大規模情報処理ソフト将来予測ソフトのようなものとします。

某猫型ロボットではありませんし、未来から来たロボット兵士や空飛ぶ機械人形でもありません。

確かに、会計関連の職種の中で一定数、人工知能によって代替される業務があるという説には私も賛成です。
では、人工知能に負けちゃう簿記資格者って具体的にどういうものなのでしょう?

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まずは第3位!

デレデレデレーーー(ドラムロール)。
ババン!!

「担保と財務諸表しか見ない銀行の融資担当者!」

某銀行ドラマだと割と早い段階で倍返しされる小者です。
AIは過去の実績から膨大なデータを駆使して一定の方向性を予測することなら得意ですので、人間がやる必要はないでしょう。
AIなら早いし安いしイヤミも言わないし、いちいち銀行いかなくてよさそうだし、お茶とか出さなくていいし。
事実、最近は銀行のビジネスモデルの転換もニュースにしばしば登場しています。都市銀行が店舗数を削減なんて言うのも話題になりました。「数字を定量的に分析するだけ」というのは苦しくなっていくのかもしれません

続いて第2位!

「経営者の意向を忖度するだけで、前例通りサンプルを抽出するだけの公認会計士!」

いつも通り、会計システムの中に入っている数値を解析するだけなのであればAIの方が速いし正確だし安いし、うるさいこと言わないし、いちいちお茶とか出さなくていいし(笑)。

そして第1位!

「数字を合わせるだけ、資料をうまく作るだけの経理担当者!」

数字を合わせられることだけが頼みの綱のお局様とか、資料作りだけが得意で上に好かれている上司とか。
面倒な先輩や上司がAIに変わってくれれば、ちまちまイヤミをいわれることもないし、見当違いの罵声を飛ばされることもないでしょう。

では、逆に、今後簿記を活用し人工知能を活用する可能性のある簿記有資格者の特徴を3つ挙げてみます。

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AIに負けない簿記有資格者の特徴とは?


「いろんな年齢の人に好かれる」

例えば、部下・後輩の指導が得意というあなた、数値作成や資料作成はAIに任せ、数値目標の共有や、部の方針の説明の際など、より良いチーム作りのパートナーとして財務資料を活用してはいかがでしょうか。
経理に頼んだり、自分で分析資料を作成したりするのは大変だったかもしれませんが、できあがっているものを説明するだけなのであれば負担も減りますし、あなたの言葉に数字という説得力を持たせることにもつながります。

「商品の説明が得意でお客様を笑顔にするのが好き」

データの抽出はAIの役割となりますが、抽出したデータを他者にきちんと説明し、相手に納得してもらう役割は経理担当者に残ります。
商品説明が得意ということは、相手にとってのメリットを、表情を読み取りながら説明する力がおありかと存じます。
具体的には、営業担当者、販売担当者の方を想定しています。
取り扱う商品が工場で生産された「モノ」からAIが作った「情報」になるイメージです。
是非、AIを部下に従え、経理に参入してください。

「聞き上手と言われる」

例えば、負ける簿記ホルダーで例示した融資担当者がまずいのは、担保しか見ないからです。
経営者の姿勢や、熱意、業務に対する深い見識、こういうものは直接会って話さないと伝わってこないものですし、人工知能はまだまだ苦手とするところです。
丁寧にヒアリングして相手のポテンシャルを引き出す。
現在、カウンセラーや教師などをしている方も、実はAI時代の簿記と相性がいいのではないかと私は考えています。

さて、あなたはどうお考えでしょうか?

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