新株予約権とは？売れないバンドマンを養う盲目的な恋愛を簿記1級で解説します。

「俺は必ずビッグになる！3年だけ待ってくれ！」

あなたなら待ちますか？いい話ですけどね。売れない彼を支えるって。でも人生である以上、その意思決定が女性の人生を崩壊させるものであってはなりません。
では、売れないバンドマンに投資する行動をどのように判断すれば、簿記的にいい着地点に持っていけるのでしょうか。
ここで、新株予約権という勘定科目を使用します。簿記1級の勘定科目ですが、肩ひじ張らずに行きましょう。

新株予約権とは…

後日、株を決められた価格で取得する権利。発行した側には現金が入り、後日決まった価格で株を渡す義務を負います。
買った側は、後で決まった値段で株を買える。その時、株が高ければ、一気に利益がでます。逆に、使う機会のないぐらいしょぼい会社であり続けた場合は、行使することなく終わり、買った金額丸ごと損です。実際、ベンチャー企業などで資金調達に使われる手法です。

どうですか。今にサクセスするから、良い思いさせるから！おれ、今ならお買い得だよ、というのは将来の株を今ならこの値段で買えるよ、と言っているように見えてきませんか、支えて成長するのを見守りたい、というのは一緒に将来素敵な未来をつかみたい、と言っているのと違いは無い・・・かもしれません。

【発行時】

女性は投資をしているというスタンスに立ちます。
一方男性は、将来行使される際に備え、元本、首根っこを押さえられているという状況です。
他の見方をすれば、女性の愛情を資本＝人生の元手にしているともいえるでしょう。

【行使時】

彼女は予定通りの金額で株が手に入ります。この時の支払金額が市場価格より低ければ投資成功です！（今、世の中で高い株を予約した通りの安い金額で買えたから）
ちなみに、使われなかった場合。もうこんな男の株を持ってもしょうがないと思われた場合ですよ。だらだら関係を続けて、決められた3年が経過した場合はどうするのでしょうか。

【失効時】

理不尽なようですが「言ったもん勝ち」。彼氏にとってみれば、吹いたホラの分だけ利益が出た状況です。
一方彼女の方は、買った金額の分だけ損します。しかしながら若気の至り。ここで損失を確定させて、人生の次の経営計画を描きましょう。

投資活動として分析しました。恋は盲目。あの素敵な話は簿記で振り返るとどうだったのか。視点が増えますね。

ちなみにサクセスしてハッピーエンド、糟糠の妻が支えるというお話。それは彼氏から見てこの時に投入された資本金が大きく、ずっと経営関係（妻による支配関係）にある状況ではないでしょうか。

ちなみに、ゲスなバンドマンはそこでさらに新しい女性に新株を発行し、糟糠の妻の持ち分を減らします。妻の立ち位置は相対的に低下します。

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